堤防の工事の様子を見ていて考えること・・・ | 沢与建設株式会社

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堤防の工事の様子を見ていて考えること・・・

 

職業柄、このところの週間天気予報などを見ていても、パッと気持ちよく晴れている日が少ないようで、このまま秋になってしまうのでしょうかね。

 

今年の東北地方への上陸数は少なく感じる台風も、本番はまだまだこれから。

 

気は抜けません。

 

数年前の台風災害では、膨大な川の水によって堤防や地盤を侵食崩壊させ、道路や住宅を壊していった様子を目の当たりにしていると、今でも大雨や川の増水に緊張感が走ります。

 

写真は、2016年の台風10号災害当時の、岩泉町二升石地区で撮影したと記憶しています。

 

 

 

川沿いの道路も侵食されたことにより崩れたりして、弊社の社員の家にたどり着くまで、かなりの時間を要しました。

 

こうした頻発する災害を防ぐ目的で古くから日本では、川沿いに堤防を施しているのですが、昔と現在ではその様子も変わってきています。

 

大型重機のない江戸時代なんかでは、数百mにもおよぶ堤防工事を完成させるのにも、50年以上かかることもあったみたいで、メチャクチャ気が遠くなるような大きな工事をしていたことに驚きます。

 

それに比べ、弊社も協力会社として参加させて頂いた、岩泉町の小本川での築堤工事では、大型の重機やダンプトラックなどを使って、数年のうちに完成へとこぎ着けていくのです。

 

先日、現場パトロールに参加させて頂いたのですが、上流から下流まで数キロある現場の広さに、改めて驚かされます。

 

 

 

 

天候はワタシたちではコントロールできず、異常気象などによってもたらされる多くの災害に対し、起こるかもしれないことを想定し防災の意味での工事を建設会社は施工させて頂いております。

 

それはココだけではなく日本各地で行われていて、大雨による川の氾濫や土砂災害が万が一起きたとしても、地域の方々の安全が確保できるように設計されていると考えます。

 

ただ近年、想定以上の災害が起きていて、今後もどのくらいの規模の災害が起こるのか、本当のところ予測できないのではないかと思うんです。

 

でも、地元の建設会社として、そうした時にも迅速に行動できるように、準備は万全にしておかなければなりません。

 

そんなことを、休日の事務所で一人、考えておりました。。

 

 

【No1128】

 

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2022年08月27日 | カテゴリー: 社長ブログ
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