家づくりに必要なお金の話
住宅建てた時に、かかる費用をご説明します。
住宅の建築費用は大きく分けると2つになります。
まずは、現金をどれくらい準備するのか、
住宅ローンを組む場合には、どの程度を考えなくてはいけないのか。
家を建ててからの幸せな暮らしのためにも、全体の費用を把握しておきましょう。
1.建物+付帯工事費用
■建物そのものの工事費用
- 仮設・基礎
- 柱・屋根・外壁
- サッシや雨戸
- 断熱材・床・壁・天井
- コンセント・電気配線
- バス・洗面・キッチン等設備
- 床暖房工事
- 造作家具
- 太陽光発電システム
■付帯工事費用
電気・ガス・給排水の建物への引き込み工事
2.諸費用
- 諸費用
- 印紙代
- 確認申請費用
- 登記費用
- 各種税金(消費税や取得税)
- 仮住まい・引越し
- 地鎮祭・上棟式の費用
- 住宅ローンに関わる諸費用
- 火災・地震保険など
多くの方が住宅は「一生に1度の買い物」です。
そして、長い人生を共に過ごしていく家です。
だからこそ、
「どんな暮らしをしていきたいのか」
「住宅にどの程度の予算をかけられるのか」など、
ご家族の将来的を見据えたライフプランまでを
しっかり考えて計画的に進めていくことが大切です。
お金のこと 住宅ローン
上手な住宅ローン活用のポイント
無理のない住宅ローンのポイントは堅実な資金計画です。
まず予算オーバーを抑えることが大切です。
どんな金利の低い条件の良いローンを組んだとしても、
元々の借入額が増えてしまえば、返済の負担は大きくなってしまいます。
住宅ローンの基礎知識
予算と総費用のバランスをチェックしましょう。
家づくりには「建物本体工事費+付帯工事費」、
そして登記費用や各種税金などの「諸費用」がかかってきます。
これらを足した「総費用」に加えて、建築中にかかる仮住まいや引越し費用、
新しい家具や家電製品の購入費用も必要になってきます。
あらかじめ想定していた予算よりも、費用がかかる場合も出てきます。
もう一度、予算と総費用のバランスを確かめましょう。
そして、なるべく予算内に収めることが、
無理のない住宅ローンを組むための最大のポイントです。
当社から、ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーを
ご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。
家づくりに関係する相続・税金について
建てる前に、家づくりに関係する相続・税金のことを
あらかじめ知っておきましょう。
相続・住宅ローン減税について
家を建てる時に、親の援助を生前贈与という形で相続することができる、
「相続時精算課税制度」があります。
60歳以上の父母または祖父母から20歳以上の子・孫への生前贈与について、
子・孫が選択することで利用できる制度で、2,500万円の特別控除があります。
また、住宅ローンを組んで住宅を取得した場合は、住宅ローン減税の制度があります。
住宅にかかる税金について
さまざまな税金があるので、あらかじめ金額を把握しましょう。
1.消費税
住宅取得にかかる税金で、大きなものといえば消費税です。
消費税は住宅の取得にはかかってきますが、土地(不動産)の取得にはかかりません。
これは、土地は消費財ではないからです。
2.登録免許税
不動産を取得する際の税金です。
建物の新築などの「所有権保存登記」、不動産の「所有権移転登記」、
住宅ローンの借入れの場合の「抵当権設定登記」など、
これらの登記には登録免許税がかかります。
3.不動産取得税
不動産の取得に対しては、不動産取得税が発生します。
4.固定資産税
マイホームを持つと固定資産税評価額に基づいた固定資産税が毎年かかります。