内装のリフォーム
壁紙が汚れてきたり剥がれてきたり、
床のキズが目立ってきたりして古びてきたら、内装リフォームの時期です。
床や壁、天井を貼り替えて、お部屋をリフレッシュしましょう。
①壁紙リフォーム
クロスの選び方
クロスは色柄だけでなく、さまざまな特徴や機能にも注目して選びましょう。
小さな子供がいる家庭では汚れに強いもの、
ペットのいる家庭では消臭機能付きのもの、
また健康に配慮して防カビや抗菌・抗ウイルス作用があるものや調湿効果があるものなど、
各家庭に合ったものを選ぶと、生活がより快適になります。
貼り替える際のポイント
クロスを貼り替える際は、汚れや破損が気になる箇所だけでなく、
全体的に交換するのがおすすめ。
一部だけ貼り替えると、交換しなかった箇所の汚れや古さが目立ってしまうので、
天井も含めて、まとめて貼り替えるようにしましょう。
また壁紙がきれいになると窓枠やドア、エアコン、スイッチなどの古さも気になります。
これらの交換を検討している場合は、同じタイミングで行うとよいでしょう。
塗り壁リフォーム
調湿効果や消臭効果があり、
ホルムアルデヒドも軽減するといわれる漆喰や珪藻土などの塗り壁。
クロスよりも費用はかかりますが、
見た目の温かさや居心地の良さは自然素材の塗り壁ならではです。
②床のリフォーム
床材の種類
・クッションフロア
安価で豊富な種類から選べるクッションフロア。
表面はビニール素材なので、耐水性があり汚れても水拭きで簡単にきれいになります。
クッション性があるので、遮音性もあり、足腰が疲れにくいというメリットもあります。
色柄の種類が豊富なので、部屋のイメージや家具に合わせて選びましょう。
・合板フローリング
木でできたフローリングは合板と無垢の2種類に分けられます。
合板フローリングは薄い板を何層にも重ね合わせたもので、
耐水性の高いものや、キズや汚れがつきにくい加工をしたものなどもあり、手入れも楽です。
・無垢フローリング
天然の木を丸ごと切り出したもので、
自然素材なため調湿効果が高く、湿度が高い時期も足元がサラッとしています。
キズや汚れが付きやすく、手入れも必要ですが、
無垢ならではの肌触りの良さや温もり、経年変化による味わいが楽しめます。
張り替えの費用
床材にはフローリング、カーペット、クッションフロア、畳などいろいろな素材があり、
何を選ぶかによって費用の相場は大きく違ってきます。
カーペットやクッションフロアからフローリングへの張り替えは比較的簡単ですが、
畳からフローリングに張り替える場合は、高さを揃えるために下地を調整する必要があるので費用は高めになります。
フローリングからフローリングへの貼り替えでは、
もともとのフローリングをはがさずに上張りすると安く施工できます。
③内装リフォームのコツ
壁や天井をリフォームする際は、普段見えないところが見えるチャンスです。
新しいクロスに貼り替えるだけでなく、
雨漏りや結露などを確認し、腐食している木材は取り換えるようにしましょう。
また、床のきしみや沈みなどが気になる場合は、
原因をしっかりチェックしてもらい、同時に修繕してもらいましょう。