洗面化粧台のリフォーム
顔を洗ったり、歯磨きしたり、メイクや髪を整えたり、家族が一日に何度も使う洗面所。
だれもが気持ちよく使える洗面所になるよう、洗面化粧台をリフォームしませんか。
①洗面化粧台のタイプ
ユニットタイプ
一般的な据え置き型の洗面化粧台。
洗面ボウルと水栓金具、鏡、照明、収納用のキャビネットなどで構成されています。
システムタイプ
洗面ボウル、水栓金具、鏡、照明、収納キャビネット、扉などを
自由に組み合わせることができ、洗面室の広さや用途、好みに合った
収納やコーディネイトを楽しむことができます。
カウンタータイプ
壁にカウンターを取り付け、そこに洗面ボウルや水栓金具などを組み合わせてオリジナルで作る洗面台です。
高さや間口なども自由に設計でき、デザインにこだわった洗面台が作れます。
②サイズを選ぶ
メーカーやシリーズによって異なりますが、一般的に
ユニット洗面台の間口(幅)は主に、60㎝、75㎝、90㎝のサイズがあり、
カウンターまでの高さは75㎝、80㎝、85㎝のサイズがあります。
全体の高さは190㎝が基本ですが、商品によって170~200㎝の調整が可能です。
洗面所の広さや使う人の身長によって、使いやすいサイズを選びましょう。
③鏡・照明を選ぶ
洗面台のミラーキャビネットには、
真ん中が鏡で、両サイドに収納棚が付いている一面鏡のほか鏡の裏側が収納スペースになっていて、
細々した物をすっぽり隠せる二面鏡、三面鏡があります。
三面鏡の鏡が前に引き出せたり、左右の袖鏡を内側に開くと、合わせ鏡として使えるものなどもあり、便利です。
照明は、1面鏡では蛍光灯が多いですが、
ミラーキャビネットではLEDが主流になっています。
④洗面台を選ぶ
両開きの扉が付いた一般的な扉タイプ、
フルスライドで奥のものを取り出しやすく使い勝手のよい引き出しタイプ、
扉と引き出しを組み合わせたタイプものがあります。
扉の色や表面の加工もいろいろあるので、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
また置き場に困るヘルスメーターが収納できるようになっていたり、
小さな子供も利用しやすいよう、踏み台を内蔵しているものもあります。
⑤洗面ボウルの種類
陶器製
リーズナブルでメジャーな材質です。
キズが付きにくく、お手入れもしやすいですが、強い衝撃が加わると、割れたりヒビが入ることもあります。
樹脂製(人工大理石)
カウンターとの継ぎ目のない一体型で、すき間がなくお手入れが楽です。
カラーバリエーションも豊富で割れる心配も少ないのですが、細かいキズや汚れがシミになりやすいので要注意です。
ホーロー
キズ、酸やアルカリ、薬品にも強く、
陶器のように割れることもまずありませんが、扱っているメーカーが限られます。
⑥水栓の種類と取り付け位置
シャワーになるもの、節水式、自動水栓など水栓にもさまざまな種類があり、
ユニット洗面台やシステム洗面台の中では水栓が選べるものがあります。
水栓の取り付け位置は、
水栓まわりに水がたまらず、洗面ボウルが広く使える壁付けタイプが主流ですが、
お手頃価格の洗面台では従来型が主流となっています。
洗面化粧台は家族構成や使い方に合わせて選び、家族みんなが快適に使える洗面所にしましょう。